淀井敏夫
淀井敏夫 「朝来 サナカの思い出」あさご芸術の森美術館所蔵 彫刻公園設置
石膏を直付けする技法により、贅肉を削ぎ取ったようなスリムでリズム感のある作品となる。感情や内面までも表現できる日本具象彫刻の代表作家の一人。
1911年 兵庫県の朝来に生まれる 1933年 東京美術学校(現東京藝術大学)彫刻科木彫部を卒業 1965年 東京藝術大学教授に就任 1978年 東京藝術大学名誉教授となる 1982年 日本芸術院会員となる 1983年 勲三等旭日中綬章を受章 1994年 文化功労者として顕彰される 1999年 朝来町あさご芸術の森美術館に「淀井敏夫記念館」が開館 2001年 文化勲章を受章 2005年 逝去
淀井敏夫作品の場合、現在は所定鑑定機関が制定されておりませんが、私たちプロが拝見した場合、すぐさま偽物と判る作品も多くあります。その反面、非常に判断が難しく微細まで確認作業を進めて改めて偽物と判断できる作品もあります。ご不安な方はご所有の作品をお持込みいただければ拝見いたしますので、お気軽にご相談ください。