棟方志功
棟方志功作品につきまして、近年は、相場価格の軟化傾向が見られるシリーズも出てきています。他には、立派な良い共箱のある作品でも、共箱の無い作品と殆ど変わらない様な価格のこともあり、以前ほど、共箱や共シールが重視されていない事の表れかと思います。晩年の彩色の綺麗な作品類は、依然として人気が高く、流通量も少ないため、高い相場価格になっています。 棟方志功作品につきまして、美術品の売却が初めての方も安心してご相談下さい。鑑定、査定のご相談も承っております。最後まで丁寧な対応をお約束します。
版画家。青森市に生れ、東京で歿。昭和3年、平塚運一を訪ね版画をはじめ、帝展に油絵、日本創作版画協会展、春陽会展に木版画を出品。昭和5年からは国画会に主要作品を発表した。独自の造形で自己の木版画を板画といい、また自ら倭絵と呼んだ肉筆画も描いた。『大和し美し』『善知鳥』『十大弟子』などで版画の古典をみなおし、スイスのルガノ国際版画展『女人観世音』が受賞。昭和45年、文化勲章を受章した。著書に『板極道』『板散華』『板画の肌』『板画の話』『板歓喜』『板歎異』がある。
棟方作品は、ニューヨーク近代美術館やメトロポリタン美術館など、アメリカ各地の美術館にも多くの作品が収蔵されています。彩色の無い白と黒だけの世界、サイズの大きな作品は、欧米でも人気があり需要があります。
※1:この作品は軸装されておりましたが、お軸の巻き方が悪く、本紙・表具共に大きく折れてしまっています。 ※2:保管状態が悪く、シミが出てきてしまっています。 ※3:こちらも保存状態が悪く、焼け・シミ等が酷く、鉛筆サインが薄くなっています。 ※4:紙本に折れがあります。 ※5:本紙に欠損があります。 ※6:本紙に強い折れが有りますが、この本紙の場合は裏打ちなどである程度綺麗になります。 ※7:墨付きが良い作品で本紙も比較的綺麗ですが、一部にシミが出てきてしまっています。
こちらの作品の場合は、彩色が無いので単純です。鉛筆のサイン部と押印の部分は除いて、墨の付いている黒い部分の最大値を測ります。
こちらの作品の場合は、彩色と鉛筆サイン・押印があります。この場合は、彩色部分と鉛筆サイン・印の部分は除いて、墨の付いている黒い部分の最大値を測ります。