岸田劉生
岸田劉生「静物」
明治24年(1891) 東京・銀座に漢学者 岸田吟香の四男として生まれる。 黒田清輝が指導する白馬会葵橋洋画研究所へ入り、油絵を学んだ。 大正5年(1916) 肺結核を患い、東京市外の駒沢村へ転地。翌年 神奈川県藤沢村鵠沼へ転居。静物画など室内制作に集中。 克明な写実と深みのある精神表現を追求した。大正末期から次第に初期肉筆浮世絵や宋元画に傾倒し、画風も東洋的な味わいを加えた。晩期には独自の鋭さのある日本画も制作する事も多くなった。 昭和4年(1929) 満州旅行の帰路、山口県徳山で急逝。享年38歳。
1911年頃 郡山市立美術館
2024年08月28日 銀座室礼の撮影 「沼津倶楽部」にて
2020年07月03日 SOMPO美術館 開館記念展
2019年09月06日 没後90年記念 岸田劉生展
2018年09月27日 岸田劉生 切通之写生 道路と土手と塀
2015年11月26日 岸田劉生『麗子坐像』