岡部嶺男
岡部嶺男「灰青瓷盌」 東京国立近代美術館蔵
岡部嶺男作品にみられる「貫入」の美しさは他の作家の追随を許さず、観る者を陶酔させて目を離せなくさせる力を持っているようである。表面に現れた透き通るような貫入と、釉の途中で止まった貫入の層が織りなす「二重貫入」の奥深い美しさは、まるで透明な宇宙を垣間見ているようである。
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