梅原龍三郎
梅原龍三郎「薔薇図」
明治21年(1888年)3月9日、京都市下京区に生まれ。生家は呉服商。 昭和27年(1952年)文化勲章授章受賞 昭和32年(1957年)日本芸術院会員 昭和61年(1986年)1月16日、東京で没す。享年97歳
関西美術院で浅井忠に洋画を学びます。明治41年(1908年)に渡仏、翌年ルノワールを訪問し、以後師事することになりました。このルノワールとの出会いは、梅原の画業にとって重要なターニングポイントとなります。その後、ルノワールの影響からの離脱、自身の画風を確立するまでの葛藤と向き合っていくことになります。 いわゆる「梅原らしい」、人体や衣装を細部にこだわらずに強い意志のある筆線の大胆な表現は、いわば師とは真逆の表現を生み出した結果といえます。また、静物画では多くの花を描いており、色彩画家としての梅原らしさが表れており、根強い人気があります。
2024年08月28日 銀座室礼の撮影 「沼津倶楽部」にて
2015年12月12日 林武『薔薇』【今日の1ページ】