東山魁夷
東山魁夷作品につきまして、バブル崩壊後に人気を保っている作家の代表格です。そんな東山先生でも、近年は、相場価格の軟化傾向が見られる作品もあります。 若い頃の作品で、あまり色が鮮やかでない作品などは軟化傾向が強いです。しかし、晩年の色彩のハッキリした作品で、通称東山ブルーと呼ばれている色目の作品は高い相場価格を維持しています。 東山魁夷作品につきまして、美術品の売却が初めての方も安心してご相談下さい。最後まで丁寧な対応をお約束します。
東山魁夷「緑の岡」
1908年横浜市に生まれ、1999年5月6日千葉県市川市で歿。
1931年に東京日本美術学校日本画科を卒業後結城素明に師事し、魁夷と号します。その才能は在学中から一目置かれていたといいます。 1933年から3年間 ベルリン大学で美術史を学び帰国後、日展を中心に出品し「残照」「道」などの風景画の名作を数多く発表し高い評価を得ました。
1965年には芸術院会員に選ばれ、1969年には文化勲章を受賞しました。 代表作に、「残照」「道」「緑響く」唐招提寺御影堂障壁画「山雲」「濤声」「揚州薫風」「黄山暁雲」「桂林月宵」などがあげられます。
活動の場は日本に留まらず、ドイツ、北欧、オーストリア、中国など、広範囲にわたりました。自然が持つ美しさと静けさを、神秘的に丁寧に描く東山さんの絵は、没後20年以上が経った今も根強い人気があります。
2019年08月30日 「CONTACT つなぐ・むすぶ 日本と世界のアート展」東山魁夷、河井寛次郎、浜田庄司(濱田庄司)の作品も
2016年07月15日 東山魁夷・中川一政を掲載した副読本です
2015年11月19日 東山魁夷『残照』
2015年11月18日 東山魁夷『道』