中川一政
中川一政「薔薇」
東京で生まれる。 明治26年、東京本郷に生まれる。 独学で油絵を勉強し、21歳のとき最初に描いた油彩作品「酒倉」を巽画会展に出品。この作品が岸田劉生に認められ、画家を志すようになる。大正4年、草土社結成に加わる。武者小路実篤、志賀直哉、長與善郎らと出会う。大正11年、石井鶴三、木村荘八、岸田劉生、椿貞雄らと共に春陽会の客員となる。大正12年30歳の時、伊藤暢子と結婚。 大正14年、杉並区永福町に転居。昭和24年56歳の時、神奈川県足柄下郡真鶴町に画室を建築。 昭和45年、妻暢子、死去。昭和50年、82歳で文化勲章を受章。平成元年、アトリエのある神奈川県真鶴町に、真鶴町立中川一政美術館が開館する。 平成3年2月東京にて死去。享年97歳 詩情ある独自の油絵を描く一方に、日本画、書、陶芸等にも精通し、また随筆や紀行文等の著物も多い。
2016年07月15日 東山魁夷・中川一政を掲載した副読本です
2015年11月13日 中川一政 薔薇
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