中村彝
中村彝 花
明治20年、茨城県水戸市に生まれる。11歳で上京。17歳で肺結核となり、陸軍軍人を目指していたが断念し、洋画家を志す様になる。 明治39年、白馬会研究所で黒田清輝の指導を受ける。明治40年、太平洋画会研究所に移り、中村不折、満谷国四郎に学ぶ。明治44年、新宿3丁目に転居。大正5年、下落合にアトリエ兼住居を新築。大正9年、結核と闘いながら代表作「エロシェンコ氏の像」(重要文化財)などを制作する。大正13年、死去。享年37歳