浮田克躬
浮田克躬「北欧早春」
東京に生れ、東京で歿。昭和25年安井教室に学んで、東京美術学校を卒業。 昭和29年田崎広助に師事。昭和29年第16回一水会展、昭和32年第13回日展で初入選。以後、一水会展、日展を中心に大作を発表する。昭和33年第一 回日展『丘の工場』が特選。昭和42年第10回新日展『サン・マルタン水路』が再び特選を受賞。昭和63年第20回日展『海風の館』が内閣総理大臣賞を受賞。 西洋の都市を堅牢で構築的に描いた。具象絵画を代表する画家の一人として活躍した。東京で歿。享年59歳。
2022年03月14日 銀座室礼2022春号 花田美術は森本草介・浮田克躬・藤田喬平の作品を特集しています