竹内栖鳳
竹内栖鳳「紅梅小禽」
京都に生れ、神奈川県湯河原で歿。本名は恒吉。土田英林に師事。新古美術会、日本青年絵画共進会などの各種の展覧会に出品。明治22年京都府画学校、明治 32年京都市立美術工芸学校で教えた。明治33年パリ万国博覧会で受賞、ヨーロッパ各地をまわって、翌34年帰国。大正2年帝室技芸員、大正8年帝国美術 員会員。昭和12年第一回文化勲章を受章した。京都伝来の円山四条派の写生風を基礎として、大和絵や漢画の古典的手法を加えて、さらに外遊後は洋風の表現 も取り入れ、近代日本画の先駆となって、洗練した画境を築いた。
2015年11月16日 上村松園と鏑木清方 ー 似て非なる二人の巨匠作家 ー