籔内佐斗司
籔内佐斗司 「ささやき小町」
東京芸術大学大学院で携わってきた仏像や文化財の修復保存技術の研究をとおして、漆・彩色・寄せ木造り等の古典技法を学んでいきました。現在では、木彫作品以外にもブロンズ作品などで非常に多彩な作品を発表し続け、公共の場所にも数多く設置されています。
籔内佐斗司先生いわく、「見る人、生活の中に活用してくれる人がいて、初めて完成するのであり、魂を込めるのは、彫刻を生活の場で使っていただく人である。」
1953年 大阪市に生まれる 1978年 東京藝術大学美術学部彫刻科卒業 1982~1987年 同大学院美術研究科保存修復技術研究室助手として文化財の研究と修復に従事 1985年 第5回天展 彫刻部門の大賞を受賞 1997年 第17回現代日本彫刻展 宇部興産株式会社賞 2003年 第21回平櫛田中賞を受賞 2004年 東京藝術大学大学院美術研究科 文化財保存学専攻 保存修復・彫刻科教授に就任