黒田清輝
黒田清輝「海」shinwa 2001/09/22
鹿児島市に生まれる。明治5年に上京。明治17年に渡仏し、ラファエル・コランに師事。明治26年に帰国。翌年久米桂一郎と天真道場を創立しフランス流の美術教育をほどこした。明治29年、明治美術会に加わり白馬会を結成。外光派風の明快な色調は洋画界に大きな影響を与えた。明治31年、東京美術学校教授に就任。明治33年から34年に再度渡仏。明治40年、文展を創設。43年、洋画家として最初の帝室技芸員となる。大正8年、帝国美術院会員、11年に院長に就任。大正9年、貴族院議員となり、政治や海外との文化交流に尽くした。一貫して外光派的写実主義に徹した。大正13年、東京にて没す。享年58歳。代表作 『読書』『舞妓』『ブレハの少女』など。
2016年07月25日 長谷川潔のショートストーリー