花田美術でございます。
美術品の評価価格は、需要と供給のバランス、作品の図柄、色合い、しみ・やけ・剥落の有無などの作品の状態、顔料や支持体の種類、サイズ、年代、シールや箱書きの有無、鑑定証書の有無等により、同じ作家の作品内でも大きく変わってまいります。美術品の評価価格や買い取り価格が本当に正当な価格かどうかを見極めることは、美術品の知識や売買経験が豊富でなければ大変難しいことです。
お客様から「所有している美術品の価値を知りたい」「絵画の査定をしてもらった事がありますが、その金額は妥当でしょうか?」「相続した作品がありますが、これは本物でしょうか?」「どのように売ったらよいか分からない」「美術品の売買には鑑定証が必要だと聞いたのですが本当ですか?」など、様々な質問や相談がございます。美術品の売却や鑑定について、疑心や不安を抱いている方が大変多くいらっしゃる事を知りました。また、美術品の購入・売却・鑑定証取得時において、詐欺のような被害を受けた方からの相談も多く、被害の大きさと多さに驚きます。美術品の売買を考えていらっしゃるお客様の、疑心や不安が解消される様、また、詐欺などの被害に遭われる事のない様、お手伝いが出来れば幸いです。また少しでも業界のイメージアップに貢献出来る事を願っております。
ホームページだけではご説明出来る内容に限界もございますし、不特定多数の方にご覧頂く為、平均的な内容を記載しております。個々の美術品やご希望内容の違いで最良の方法は変化致します。
花田美術では、美術品の売却・鑑定・査定のご相談を承っております。花田美術銀座店相談窓口(03-3289-5555)までお気軽にご相談下さい。
このページ下部の問い合わせフォームにご入力頂き、お問い合わせ下さい。お電話は 03-3289-5555 で対応致します。 | |
3営業日内にご返信申し上げます。 | |
今現在、実際に売却出来る価格をお調べしご案内致します。 | |
お客様のご希望や個々の作品により最適な売却方法は様々です。
ご希望をお聞きした上で買い取り・オークション出品代行・委託販売・所定鑑定機関での鑑定登録代行等、最良の方法をご提案致します。 お客様のご希望に副ったご提案が出来ない場合等、無理に売却をお勧めすることは一切御座いません。 |
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◆所定鑑定機関での鑑定証取得代行 所定鑑定機関で掛かる経費をお預かりし鑑定証取得代行を承ります。物品お預かり書は、当社が発行し手続きを行います。 |
買い取り | その場で、現金・お振込み・小切手等でお支払い致します。 |
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オークション出品代行 | 物品お預かり書を発行の後、手続きを行います。 |
委託販売 | お客様のご希望の金額で委託販売を行います。金額の記載のある物品お預かり書を発行し手続きを行います。 |
美術品の評価価格は、需要と供給によって形成され、以下の図柄・出来・状態等によって大きく異なります。
図柄 | 人気のある図柄は高い評価が期待出来ます。 |
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出来 | 作品の出来の善し悪しで評価は大きく変わります。 |
サイン・印の有無 | サイン又は押印の無い作品類もあります。サインや押印のある作品は一般的に好まれますが、作品の出来が良ければあまり関係ないでしょう。 |
箱書き シールの有無 |
共箱や共シールは、作家自身が“自分の作品”と認めた証であり、共箱・共シールのある作品はプラス評価されます。
※共箱とは?:作者自身が桐箱等に署名をした箱の事を言い、多くの場合、作者名・作品名が書かれており押印されています。江戸期以前の書画に関しては、あまり箱書きに特定のルールはなかったようですが、明治以降は書画、陶磁器類などに共箱をつけるのが習慣となりました。 ※共シールとは?:共箱と同じ様に作者自身のサインがされ、作品名と押印がされたものを言います。 |
鑑定証の有無 | 作品が本物か贋物かはとても重要です。作品が贋作であれば評価価格は0です。贋作も多く流通している美術品にとって証明書・鑑定証の有無はとても重要です。
所定鑑定機関が定まっている作家作品について、当社では鑑定証取得の代行を行っております。お気軽にご相談下さい。 |
表装・額 | 表具や額の状態に因って評価価格が大きく変ることはありません。
額や表具がボロボロの場合や表装・額装されていない作品でも、直したり新規に額装・表装するよりはそのままお持ち頂いた方がお客様にとってメリットがあります。 |
状態 | シミ・焼け・破れ・剥落等の有無。
※押入れにしまいっ放しの物やずっと掛けっ放しの作品等、大切な作品だからと押入れの奥に保管していて久し振りに出してみたらカビだらけになっていたという様な事が多くあるようです。日本の風土は低温低湿から高温多湿への四季の変化があり、空気にさらされているだけで絵具の接着力が弱くなったり、カビやシミができたり、虫が喰ったり、欠損したりする可能性があります。 まず、作品にカビ・虫食い・焼け等が発生していないかご確認下さい。作品を出した際、額や軸が湿っている感じなどは無いか、嫌な臭いがしないかもご確認下さい。カビやシミ等は早期の発見ですと綺麗に直り経費も少なくてすみます。もし、少しでも以上の様な兆候を感じたらひどくならないうちにご相談下さい。 |
鑑定とは、作品が本物か贋物かを判断する事を言い、現在、東京美術倶楽部鑑定委員会をはじめ、作家の遺族や弟子が鑑定を行う場合、またはその作家の関係者が数人集まり鑑定委員会を結成し鑑定を行う場合など多種多様です。
鑑定登録は、所定の鑑定人・鑑定機関がありますので、それ以外の機関に鑑定証を発行してもらったとしても、百貨店の美術部・画廊・オークション会社等において効力を持つ物ではありません。お近くの信頼出来る画廊等へ鑑定登録が必要な作品かどうかをご相談の上、鑑定登録が必要な作品であった場合は所定鑑定機関にて鑑定証を取得される事をお勧め致します。鑑定人・鑑定機関につきまして、花田美術では鑑定証取得の取次ぎ紹介を行っております。
※参考に:正式な所定鑑定機関と酷似した名称をつけ、鑑定登録をする機関があるとの報告を受けておりますのでご注意下さい。また、偽の鑑定証・証明書も多数出回っておりますので十分ご注意下さい。(偽の証明証は、本物と見比べると違いは明らかです。)
査定とは、個々の作品を幾らで売る事が可能か調べることをさします。