美術品の査定書とは、美術品の
売買実例価額(実際に現在売却できる価格)を明確にするために美術品の精通者である専門家が査定を執り行い、精通者意見価格を基に書類を作成するものです。
相続税の確定や
適切な財産分与のために必要であり、企業の
資産把握や、M&Aなどの際に会社等で保有する美術品の価値を確定するために必要とされます。
以前は、銀行などでも取得価額の簿価や美術年鑑等の書籍に掲載された価格を参考資料にした資産の簡易査定をされていましたが、減損会計導入に伴い、現在ではそのような査定書では国に提出できなくなりました。
美術品の精通者である花田美術の査定書作成は、美術書籍の価格資料のみをもとにしたような、後々に
トラブルが生じる査定方法とは全く異なり、売買実例価額に基づいた評価価格の査定書作成です。そのため、申告手続き提出後に査定価格の修正を指摘・指導されて加算税などの
ペナルティを課せられる事も無く、スムーズな申告が可能です。また、過大に相続税を支払ってしまうような
失敗を回避することもできます。
そして、法人や個人が保有する美術品に掛ける保険金額に購入価格や簿価を目安にしても実際は過剰な設定金額となる事例が多いため、保険契約更新で見直しする際にも、
的確な保険料を設定するための明確な資料となります。(保険会社が保険金の支払いをする際、査定依頼を受けているのも私たち美術品の精通者なのです)
※ご用心ください※
無料の簡易査定や低価格での査定書作成により収集されたご依頼者の顧客情報(個人情報)が流出したり、悪用してその後しつこい電話営業や強引な買取り(押し買い)や販売など(押し売り)を行う業者がいるという被害報告も実際にお客様から聞いています。
花田美術は、査定書作成後の迷惑な電話営業や強引な買取りや販売などを一切行いません。個人情報保護法を遵守して、ご依頼者のプライバシーを厳守いたします。
安心してご相談下さい。