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まず、会社概要をホームページなどで確認されるのが良いと思います。(参考に当社の会社概要はこちら)古物行商許可証の有無や、信用のある組合に加入しているかどうか、どんな取り引き先があるのか等、多くの事がお分り頂けると思います。また、電話をされてみては如何でしょうか。お話を聞く事で、かなり雰囲気が判るかと思います。そして、可能であれば出来る限り多くの画廊を回ってみる事です。画廊はなかなか入りにくいお店もありますが、是非入ってみてください。画廊のご主人や店員さんとお話をしてみては如何でしょうか? かく言う私も、初めてのお客様が来店されると、このお客さんは怖い人じゃないだろうなぁと、なかなか話しかける事が出来ないで終わってしまう事も度々ございます。どうぞお気軽にお話下さい。
共箱とは、作者自身が桐箱等に署名をした箱の事を言い、多くの場合、作者名・作品名が書かれており押印されています。江戸期以前の書画に関しては、あまり箱書きに特定のルールはなかったようですが、明治以降は陶磁器、書画類などに共箱をつけるのが習慣となりました。説明の画像は、桐箱の蓋の表面に作品名が書かれ、蓋の裏面には作者である板谷波山自身の署名及び押印がされています。
共シールとは、共箱と同じ様に、作者自身のサインがされ、作品名と押印がされたものを言います。通常は画像の様に額の裏に貼り込んであり、大きさは名刺より少し大きい位のものが多いようです。
日本画(染み抜き・汚れ落とし・他)・油絵(割れ・ひび・他)・額(傷・割れ・他)・箱などの各種修復について、御相談を受け付けております。
例えば、伊東深水先生の美人画。美人の顔にカビやシミがあっては台無しです。カビやシミが重大な欠点となり評価価格はカビやシミの無い作品に比べ著しく低くなってしまいます。
一般のお客様から売却希望でお持込される作品の多くに、カビやシミ、焼けや顔料の剥落・割れがございます。押入れにしまいっ放しの物や、ずっと掛けっ放しの物等、大切な作品だからと押入れの奥に保管していて、久し振りに出してみたらカビだらけになっていたという様な事が多くあるようです。日本の風土は低温低湿から高温多湿への四季の変化があり、空気にさらされているだけで絵具の接着力が弱くなったり、カビやシミができたり、虫が喰ったり、欠損したりする可能性があります。まず、作品にカビ・虫食い・焼け等が発生していないかご確認下さい。作品を出した際、額や軸が湿っている感じなどは無いか、嫌な臭いがしないかもご確認下さい。カビやシミ等は早期の発見ですと綺麗に直り経費も少なくてすみます。もし、少しでも以上の様な兆候を感じたらひどくならないうちにご相談下さい。
相対湿度が70%を越えるとカビの発生が起こりやすくなります。保存環境は、温度25度C、相対湿度55%が適当とされています。カビが発生した紙カビの胞子は温湿度の環境が整えばどんな場所でも発芽します。そして、発芽した場所に養分となるゴミやホコリがあればどんどん成長します。カビは湿度によって成長する速度が大きく変わり、湿度94%の環境で4~7日で成育するものが、85%の環境では30日かかり、60%以下ならほとんどカビが生えません。
美術館資料等が1960年代頃から著しく傷みはじめました。何百年も生きていた紙が急速に劣化し始めたのは、その頃から導入された空調の様です。空調自体は湿度や温度を管理する上で重要ですが、昼間入れて夜間切るという繰り返しが行われたため、一日のうちで温度と湿度が急速に変化する環境がつくられてしまい結果として紙の劣化を早めました。紙の劣化は温湿度の変化に影響されます。特に暖房による乾燥は紙の繊維を変質させます。さらに、気密性が高い近代建築は夜間に冷やされた室内の空気が朝の暖房で暖められると外気温との差により壁や窓が結露します。そして、そこに掛けてある額縁の中にも湿気が入りカビが発生する原因にもなってしまいます。
軸装の作品の額装への仕立て直しや、表装の巻きなおしなど、信頼できる専門の業者さんをご紹介いたします。
(有)岡村多聞堂さん
仁科一恵堂さん
アートサービス丘(株)さん
◆個人向け 相続査定
◆会計士・税理士様向け 相続・時価評価査定
◆法人向け 時価会計に伴う査定(M&A含)
当社は、業界内で最高峰の競り市場(オークション)へ参加出来る組合員になっており、最も重要となる中央市場の相場の知識・経験・データが豊富にあります。また、日本国内のオークションデータに限らず、サザビーズ・クリスティーズ等のデータも利用し、評価査定いたしますので、不安・失敗・トラブルの無い、スムーズな相続査定・評価査定が可能です。花田美術の評価査定書作成の概要をご覧の上、ご用命下さい。
◆査定実績
国税庁/防衛省/上場企業/会計事務所/個人/他多数
◆評価査定品
絵画/書画/陶磁器/彫刻/ブロンズ/蒔絵/漆器/刀剣
日本画は、基本的に和紙や絹・木などに描かれています。絵具類は日本画料である岩絵具や墨などが用いられます。
油絵においても長い年月で状態の悪くなった作品もあると思いますが、その様な作品は出来る限り早めに修復をする事が時間的にも金銭的な面でも最良の選択です。しかし、経験の豊富なしっかりした修復家の先生に修復して頂かないと取りかえしのつかない事になるトラブルも発生しておりますので、お近くの信頼出来る美術商等にご相談される事をおすすめいたします。お近くにご相談出来る方がいらっしゃらない場合は御相談ください。03-3289-0668<花田美術銀座店>
一概に版画と申し上げても簡単な印刷物からしっかりとした木版・石版(リトグラフ)セリグラフ・シルクスクリーン等々多くの種類が有りますので、お買い求めの時には充分にお問い合わせの上のご購入をお勧めいたします。
お客様のご希望・ご要望を良くお聞きし、買い取り・オークションへの出品代行・委託販売等の中で、個々の作品に最適で、安心しながらより高額な評価での売却が可能となる方法をご提案致しております。
お客様からメールで『○○作家の富士山の絵で20号あるんですけどいくらで買い取りして頂けますか?』というようなお問い合わせを頂く事が御座いますが、同じ作家でも100万円の作品もあれば1000万円の作品もあるのが美術品です。作品の評価相場価格は需要と供給によって形成され、図柄・出来・年代・状態等によって大きく評価は変って参ります。作家名・大きさ・何が描かれている絵かどうかだけでは、正しい評価は出来ないのが現状です。まずは、無料査定受付メールフォーム・相談専用ダイヤル(03-3289-0668)までお気軽にご相談下さい。
同じ作家の同じ画題の作品でも、状態・制作年代・色・作品の出来により、価格が数倍違う事もございます。安い物には安い理由があります。同じ様に高い作品には高い理由があります。
出来るだけ多くの作品を見る事から始まります。多くの画廊を廻り多くの作品を見る事で、作品を見る眼と画商を見る眼の両方を鍛えてみては如何でしょう。無理にしつこく売って来る様な画商さんは控えた方が良いかもしれません。
購入問い合わせメールフォームはこちら
美術品は、作品の出来によって価格が大きく変わります。本来は個々の作品の出来によって価格は形成されるべきものですが、現存作家の場合は1号あたりの価格の目安が『美術市場』という書籍に載っています。美術市場に載っている価格は、あくまでも目安として考えていただきたいのですが、1号あたりの価格が載っている書籍の中では一番今の市場に近い価格が掲示されていると思います。
鑑定とは、その作品の真贋を調べることで、現在東京美術倶楽部鑑定委員会をはじめ、作家の遺族や弟子またはその作家の関係者が数人集まり鑑定委員会を結成し鑑定を行うなど多種多様であります。
●鑑定とは→作品の真贋(本物か偽物か)についてのみ、所定鑑定機関にて調べる事
●査定とは→作品の時価評価(いくらで売れるか等、金額的なもの)となります。個々の作家の鑑定人又は鑑定機関を調べるには、美術年鑑や美術名典等の書籍に掲載されておりますので参考にして下さい。鑑定は所定の鑑定人や鑑定機関が決まっておりますのでそれ以外の機関や画廊にて鑑定証を発行してもらったとしても、デパートの美術・東京美術倶楽部員の経営する画廊等で、なんら効力を持つ物ではありません。お近くの信頼出来る画廊等へ御相談の上鑑定される事をお勧めいたします。
花田美術では売買方法のご相談や作品の査定、鑑定のお手伝いなど無料で行っております。作品を拝見すれば、鑑定証が必要と思われる作品、又は、鑑定取得が不必要な作品(贋物の疑いが極めて強いもの)等も、判断出来ますのでお気軽にご相談下さい。
購入・売却はもちろん鑑定についてもやはり信頼出来る画商さん探しからが一番大事な事ではないでしょうか?花田美術ではお持ちの作品の鑑定及び売却の御相談を承っております。お気軽に無料査定受付メールフォーム・お電話頂ければ対応いたします。
花田美術 相談窓口専用ダイヤル 03-3289-0668