福岡県久留米市にある石橋美術館を運営する石橋財団(東京)は、同館に収蔵している美術品約960点を2016年秋、東京で運営するブリヂストン美術館に移す方針を明らかにした。久留米出身の洋画家、青木繁(1882~1911)の代表作『海の幸』『わだつみのいろこの宮」』(いずれも重要文化財)などが含まれている。
石橋美術館が収蔵する財団コレクションは、青木繁をはじめ、坂本繁二郎、藤島武二ら地元や九州にゆかりのある近代洋画家の著名な作品のほか、国宝や重要文化財を含む書画や陶磁器などがある。
同美術館は、ブリヂストン創業者で市出身の石橋正二郎氏(1889~1976)が建設して市に寄贈し、1956年に開館。石橋財団は77年から運営を受託してきたが、2012年に公益財団法人化したのを機に事業内容を見直し、16年9月末で受託を解消することを決め、市に通知した。これに合わせ、コレクションを東京へ移すことにしたという。
青木繁『海の幸』
青木繁『わだつみのいころの宮』
青木繁は28歳という若い年でこの世を去りました。
そのため、市場に作品が出回ることはほとんどなく、『伝説の画家』と呼ばれる事もあります。
実際わたし自身も作品を見たことがありません。2016年に東京に来るという事なので見てみたいですね。しかし、常設するかはまだ未定と書いてありましたのでどうなんでしょうか。。。是非東京オリンピックを契機に一般にも公開してほしいものです。
青木繁 作品一覧
http://artwiki.jp/images/aoki_shigeru
青木繁作品のご売却をお考えの方 外部リンク(花田美術サイト)
http://www.art-information.ne.jp/hanada/japanese_painting_YOUGA/aokishigeru/