日本の板画家の中で最も有名なのが棟方志功である。価格は1点数百万円を超える作品ばかりです。
みなさんは「え!版画じゃないの?」とお思いでしょう・・・。
しかし志功にはとてもこだわりがあり、「板画」と呼んでいるのです。
そして、肉筆画の事は自ら「倭画」と呼んでいます。
そんな棟方志功の企画展が志功にゆかりのある富山県南砺市で開催されています。
展覧会名は『鯉雨華頌(りうかしょう)展』と言います。
志功は疎開していた旧福光町の住居を「鯉雨画斎(りうがさい)」と命名しました。
「板戸に滝登りのコイの絵を残し、登竜門をくぐって竜になり飛躍する姿を自らに重ねた」と志功。
「雨月物語」を題材にした作品が多く展示されているとの事です。
棟方志功の作品は人気故に贋作が多く出回っています。
ご不安の方がいらっしゃいましたらお気軽に花田美術にご相談ください。
【展覧会情報】
『鯉雨華頌(りうかしょう)展』
会期:2014年6月7日(土)〜 7月27日(日)
会場:棟方志功記念館愛染苑(富山県南砺市福光1026-4)
主催:Bunkamura、東京新聞
開館時間:9:00~17:00
休館日:毎週火曜日
入館料:
入館料 | 当日 | 前売・団体 |
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一般 | 300円 | 240円 |
大学・高校生 | 200円 | 160円 |
中学・小学生 | 無料 | 無料 |