|
お電話の受付は専用ダイヤル 03-3289-5555 まで |
花田美術 > 取り扱い作家 >
菱田春草 > 菊慈童 |
菱田春草 菊慈童
|
|
作品名菊慈童 |
作家名菱田春草 |
ひとこと解説明治33年(1900)
絹本著色
181.1×110.7cm
「菊慈童」とは、古代中国を舞台とした説話をさします。
これは罪を得て辺境の深い山に流された少年が、菊の霊力により不老不死を得て、長きにわたって子供の姿をとどめたという伝承です。菱田春草はこの伝承に画題にして、深山幽谷の湖辺に、菊を手にして佇んでいる少年の姿を描きました。
紅葉に満ちている森林は多様多彩な色合いをみせ、人も通わぬ山中を思わせています。また波もたたず見せる湖面は、この場の静けさを感じさせています。俗世と隔絶した山中に独り流され、霊薬を得て永く留まった幽遠なる仙境の趣を、巧みにあらわした作品といえます。
この作品を制作していた頃の春草は没線主催の絵画技法を研究していた時期にあたります。これは輪郭線を用いわない(没線)、色面や色の広がりによって絵を構成(主彩)しようとする技法であり、日本画の画面に空間性と光の効果とを取り入れようとする運動でもありました。しかしこの作品においては、空間や光だけではなく、山の深遠さや仙境的な気配をあらわすことにも有効であったことが確認できます。
茨城県近代美術館 所蔵 |
|
|
-
-
-
五味子に小禽
-
-
-
菊
-
-
-
菊慈童
-
-
-
林和靖放鶴図
-
-
-
牧童
-
-
-
白衣観音
-
-
-
月下遊鴨
-
-
-
鹿
-
-
-
夜桜
-
-
-
花あやめ
-
-
-
夕の守
-
-
-
帰樵
-
-
-
落葉
-
-
-
落葉
-
東京国立博物館蔵
-
-
梨に双鳩
-
国立美術館蔵
-
-
絹本著色賢首菩薩図
-
桑山美術館蔵
-
-
暁霧
-
三重県立美術館蔵
-
-
薊に鳩図
-
寄託 致道博物館
-
-
王昭君図
-
愛知県美術館蔵
-
-
紅葉山水
-
山種美術館蔵
-
-
釣帰
-
山種美術館蔵
-
-
月下牧童
-
山種美術館蔵
-
-
白牡丹
|
菱田春草作品の時価評価・鑑定・買い取り・購入等のご相談については随時受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい |
花田美術 銀座店 鑑定・査定・買い取り相談 銀座店 03-3289-5555
メールアドレス info@hanada-gallery.co.jp
|
|
|
<お客様から感謝される仕事をモットーに笑顔で仕事をしております>
美術品の売却・購入・鑑定・評価査定書の作成等につきまして、ご質問やご要望などがございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
個人の方の美術品の相続査定、地方自治体・金融機関・法人企業様の時価評価、弁護士・税理士・会計士・司法書士・企業の経理担当者様、各種手続きに必要な書類を作成いたします。
花田美術銀座店 TEL:03-3289-5555 FAX:03-3289-5454
|
|
東京都公安委員会許可第301088901857号美術品商 東京美術商協同組合員 株式会社花田美術